時間空間理工学とは
時間と空間を工学的に操作・応用する学問です。従来の物理学が時空間を観測対象としてきたのに対し、時空間そのものを操作対象とします。具体的には、量子もつれを時間軸に拡張し、観測者効果を積極的に活用することで、従来の物理法則の枠を超えた可能性に迫ります。
黒田研では
蒼明大学時間空間理工学研究科黒田研究室は、「未来が見える望遠鏡」の開発という挑戦的なプロジェクトに取り組んでいます。この技術は、時間の非線形性と量子もつれの原理を応用し、従来の物理学の限界を超える可能性を秘めています。
私たちの研究は以下の点で社会に貢献できると考えています:
– 自然災害の予測精度向上による人命救助
– 医療分野における疾病の早期発見と予防
– 経済・社会変動の予測による持続可能な発展
– 宇宙科学における新たな発見の促進
技術的課題は依然として多いものの、産学連携や国際共同研究を通じて着実に進展しています。未来を「見る」という人類の夢の実現に向け、好奇心と情熱を持った皆さんの参加をお待ちしています。
観測施設

野辺山宇宙電波観測所
直径45メートルの電波望遠鏡があります。波長が1から10ミリメートルの電波を観測するための望遠鏡としては、世界最大級の電波望遠鏡です。

大型低温重力波望遠鏡KAGRA
岐阜県飛騨市にある神岡鉱山の地下に建設された重力波望遠鏡です。

AU サイディングスプリング天文台
南半球最大、オーストラリア最大の光学望遠鏡であるアングロ・オーストラリア望遠鏡が設置されています。

An アルマ望遠鏡
口径12メートルのパラボラアンテナ54台と口径7メートルのパラボラアンテナ12台の、合計66台を結合させることで、1つの巨大な電波望遠鏡を作りだしています。
1/